怪盗M 松本零士(巻末解説・田村浩一郎)
昭和60年12月20日 講談社より
全てをコンピューターの管理下で、人間とアンドロイドが入り混じった世界で、
怪盗M=ミスMに船を爆破した秘密組織を暴くと言う依頼が来る。
命を狙われながらも確信に近づいてゆくが、人間だと思っていた者がアンドロイドだった。アンドロイド自身も人間だと思い込み、創られた過去がインプットされていた。
親友ボスのさえも実はアンドロイドだった。
星に居るもの全てが人工的なもの。星のボスである巨大コンピューターは爆破され、調査以来した長官でさえもがアンドロイド・・怪盗Mの孤独と不安がつのってゆく。
地球からの船団が近づいて来るのを知り、この惑星の破壊を決意する。怪盗Mは、自分のコンピューターと惑星のコンピューターをつなぎ、自爆させようとした・・・が
最後のパスワードが足りなかった。
自爆する為の最後のパスワードは、アンドロイドである怪盗M自身だった。
最後はロボット開発の事や「ロボットテクノロジー用語解説」になっています。
この本は、「銀河鉄道999」や「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」の様にあまり出回ってはいないようで古本屋でもネット上でもあまり見かけなかったです。
自分もこの本の存在は近年になって知りました。値段は高いし、どんな本だろうと気になって仕方なかったんです(^▽^;)ようやっとやっと安くなっているのを見つけ、手に入れました!!
「怪盗M]は読み終ると怖い気がしました。解りやすく極端な世界で描いてありましたが、現在でもすでに知能を持ったコンピューターなどあります。そのうちホントにアンドロイドと人間の狭間が解らなくなるかもしれませんね(^_^;)
しかし、この世界を松本零士大先生が描かれたのは昭和の時代です。予言のように未来を見据えておられた事に驚きです!!やっぱり凄い方ですね(≧▽≦)
かなり一方的な感想ですが、いち個人の感想ですので、お許しを・・。
最後まで読んで頂いてありがとうございます(^^♪ 次も余り間を空けないように更新致しますので宜しくお願い致します。
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